本事業所は、長野県松本市にあります。
『豆の寄せ』は、県内中信地区を中心に食べる習慣があります。
お盆の食卓や法要の席には欠かせないメニューになります。
『干し揚げの煮物』に使用する「干し揚げ」は、お盆が近づくと店頭に並びこの時期ならではの食材です。
正直なところ、こうした郷土の食事は、若い職員になじみがないのが実情です。。。
利用者様が懐かしがり喜ばれている姿に、若い職員が同調できない。。。
少しさみしさを感じるシーン
平成会の各事業所では、７月下旬から９月上旬までの間、夏祭りが催されます。
食事の内容やスタイルも様々ですので、各事業所の様子をご紹介したいと思います。
今回は、岡谷市にある養護老人ホーム岡谷和楽荘です。
施設の農園で収穫した野菜を献立に取り入れるなど、
施設長はじめ栄養士も食事に力を入れているようです。
秋になると、収穫した里芋で『芋煮会』を催すのが施設の習わし。。。
こうした催しごとを利用者さまはとても楽しみにされています。
～ 老健わかな ～
こちらの施設では、年に４回家族会を実施し、
都度、季節の献立を利用者様と一緒に楽しんでいただけるように催しております。
今回は７月の実施ということもあり『七夕』に因んだ献立を提案いたしました。
次回は、秋口くらいの開催予定になります。
家族との会話が弾むような食事内容になればと思っています。
～ケアハウスなごみ塩尻～
給食委託業者の担当者は、毎月様々な企画を考えてくださいます。
暦に因んだ季節感あるお食事のほかにも、こうした企画食を双方で考えて
利用者様に日々の食事を楽しんでいただく工夫をこらしています。
日頃からご尽力いただいている調理員の皆様に心から感謝申し上げます。
洋風ランチを提供しました
パン食を希望される利用者様はどの施設にもいらっしゃいます。
お好きな方は『朝から召し上がりたい』というのが本音です。。。
当法人では、
全事業所一貫した食形態の基準と提供禁止食材のマニュアルがあります。
高齢者にとって、パンはどうしても危険性が高いことから、
全ての方が無制限に召し上げれるものではありません。。。
従って、利用者様の状態像によっては、十分ニーズにお応えできないケースもあります。
『せせらぎ』では、個別にパンをお出しすることはあっても、
施設の献立としてお出しするケースはほとんどありませんでした。。。
ところが、ここのところ職員の理解と協力体制のもと、昼食に提供することを試みています。
結果は、予想通り、大変多くの利用者様から好評の声をいただくことができました。
目的に向かい、他職種が共通理解を持ち協力をすること、、、
安全性に配慮しながらも、利用者様に喜んでいただける仕事を
これからも目指していきたい。。。そう思います
～ケアハウスなごみ松本～
今年度、利用者様との共同農園に力を入れているこの施設では、
様々な農作物を利用者様と一緒に作っているようです。
『丸なす』の収穫時期を迎え『おやき作り』を楽しみました。
県内でも地域によって茄子のおやきに違いがあるようですが、
今回のおやきは、鉄火茄子を作って生地に詰めたようですヨ。
きっと美味しくできたことでしょう！！
今年の"朝採りとうもろこし"のお味はいかが？
＝＝＝ とうもろこしフェア ＝＝＝
「とうもろこし」が旬のこの時期、様々なメニューを提供しましたのでご覧ください。
利用者様は、美味しい食事を本当に喜んでくださいます。
心のこもったメニュー、創意工夫したメニュー、いろいろありますが、、、
中でも一番喜んでくださったのは、“朝採りとうもろこし”でした。
生産者の方には、本当にご尽力いただき数百本のモロコシを朝早くから収穫していただきました。
又、栄養士は「スープ」や「ムース」といったメニューの開発にとても力を入れています。
ミキサー食の方に少しでも食事らしい食事を召し上がっていただけるよう、何度もレシピ調整を
行いました。