郷土料理フェアー
今回は、岡谷にある施設『特養さわらび』の栄養士さんより食事の様子を紹介していただきます。
毎月、給食受託業者の考案する郷土料理フェアーがすっかり定着しました。
あまり馴染みのない沖縄料理の提供・・・心配???
いえいえ、結構自信がありました
実は、以前に提供した時にも大人気だったので、言わばアンコール企画
独特なスープの 『ソーキそば』
苦くても大丈夫 『ゴーヤチャンプルー』
本土にはない取り合わせ 『もずくとパインの酢の物』
入所の利用者様に麺類を提供することは結構難しいのが実情です
個別対応が多く調理工程はとても煩雑になります・・・
利用者様の状態も年々低下して、安全面への配慮の強化が必要な方が増えてます・・・
でも、『食べれる物』、『安全な物』ばかりを並べた食事は
なかなか、楽しんでいただくことはできません。
ご高齢な方の食事には常に危険が・・・
でも、私は利用者様に喜んでいただけることに積極的な姿勢で向き合いたい
そんな栄養士になりたいと思います
これからも利用者様に喜んでいただける食事を目指します(笑)
利用者様が献立作成
ちょっと聞きなれない感じもしますが、他施設さまでも取り組んでいるように思います。
今回は、そんな企画の趣旨や実際の食事内容を、『岡谷和楽荘』の栄養士さんから紹介していただきます
美味しそうだと思いません?施設を利用する利用者様が立てた献立ですよ!
この企画の目指すところ・・・実は『献立をたてていただくこと』ではないんです。。。
話はさかのぼります、、、施設職員と利用者様の距離を縮めて関わりを大切にすることは無論、当然の事ですが、
当時、なかなか調理従事者と利用者様のコミュニケーションがなかなかうまくいっていなかったんです・・・
当法人が目指す食のコンセプト『心を豊かにする食事提供を大切にします』を目指すには、、、
調理を担当してくださっている受託業者にも利用者様に寄り添う姿勢が大切だよね。。。施設長
その後、話し合いの場で、もっと利用者様に食事を楽しんでいただくことが大切という結論に至りました。
そこで、受託業者が考案してくださったのがこの企画『リクエスト食』
簡単に説明すると、利用者様に献立をたてていただきそれを実現するのですが、
『献立をたてるサポート』その関わりを受託業者の調理従事者が行うというものなのです。
調理従事者が関わりをもつことで、利用者様に寄り添う気持ちが芽生え、徐々に利用者様との距離が縮まったのです
まだまだ発展途上の内容にはなりますが、
今後も、受託業者さんとの垣根を越え、理念を共有して進めていきたいと思います。。。栄養士
今回は、茅野市にある『養護老人ホーム寿和寮(すわりょう)』
の栄養士さんからのレポートを紹介します
毎年、5月、同施設では恒例の家族会を行っております
ご家族と利用者様に楽しみながら食事をしていただくために、施設
職員一同、ささやかではありますが“おもてなし”をさせていただいて
おります。
献立内容は、懐石風に仕立てることを心がけています。
ここ数年、利用者様の状態も変わり、食形態の対応や個別対応が
増えたこともあって、盛り込み料理を提供することが困難になって
きました。
日頃から、『ミキサー食』の方であっても、食材やメニューがはっき
りと分かるように食事には手間をかけるように心がけています。
こうした家族会の日のお食事も、見た目で楽しんでいただけるよう
に、調理の方々は苦労を惜しまず本当に良くやっていただいてい
ます。心から感謝です
日頃の食事を『充実させる』ことも確かに大切ですが、家族の大切
な時間をおもてなしできる、そんな栄養士を目指して行きたいと思
います
この施設のホールからは、いつも何やらいい匂いがしてくる。。。
今日は何の匂い???冗談のようなホントの話
(掬水栄養士A.Hより)
朝から何やら職員がザワザワしている様子・・・
そんな日は、何故か利用者様もソワソワしています
最近では、そんな何かが始まる日・・・『企画食』の日を多くの利用者様がご存知のようす(笑)
当法人では、ただ食事を出すのではなく
利用者様にとって『楽しみに待ちわびていただく時間』を大切にすることに拘っています
~ 企画食の考案 ~
今回の考案は『給食受託業者』の方々です
当施設の業者はホントに協力的でいつも感謝です。
我々と目的を共有することができていて『食事を出すだけ』の方はいません。
皆さん声を揃えて『利用者様に喜んでいただける為に・・・』が合言葉です
この日もとても忙しそうに“手作り餃子”を作ってくれました。
これからも宜しくお願いします(笑)
鶏飯(けいはん)
~ 郷土料理フェアー ~
老健掬水のデイサービスのからお届けします
毎月恒例になっています『郷土料理フェアー』です

今回は『鹿児島県』の郷土料理を給食受託業者さんが企画してくれました
とにかく利用者様に楽しんでいただける食事を目指して、毎回協力していただき心から感謝しています。
なじみのない食事、、、利用者様も興味深々ですが、出汁をかけるのかかけないのか・・・(迷)
タイミングはどうなんだろう・・・(迷)
職員も若干戸惑いながらの対応でした。。。(迷)
利用者様もまわりの様子を見ながらおそるおそるという方が多い印象。。。
結果としては、何とか『二度おいしい』という楽しみ方を伝えることができて多くの利用者様に満足していただきました
今後も乞うご期待