長野県松本市波田にある下原(しもっぱら)地区は、スイカの名産地として有名です。
ほぼ同じ地域で収穫されたスイカが『JA松本ハイランド西瓜』として販売されていますが、
『下原西瓜』は希少価値が高く、全国にも根強いファンが多くいらっしゃるとのことです。
シーズンに入ると、毎朝、西瓜の選果場には行列ができる人気のスイカです。
例年、この『下原西瓜』をそのままお出しして堪能していただくようにしておりました。
残念なことに、嚥下機能が衰えていらっしゃる方は、誤嚥のリスクがあるため、
そのままの状態でお召し上がりになれないといったケースがあります。
そこで、今年は、スイカそのままを感じて頂けて、嚥下機能にも配慮したメニューを考案することになりました。
現在、開発中ですが近日中に完成予定です。
多くの利用者様に喜んでいただける企画にしていきたいと思います。
魚料理の充実を!!
◇◇◇ 主菜のバリエーション ◇◇◇
タンパク質の効果的な摂取は、高齢者の方々が健康を維持する上でとても重要なことです。
必要量を献立にして提供することは、施設栄養士としてとても重要な仕事といえます。
でも、果たして利用者様が提供された食事を自ら進んで喫食しているのでしょうか?
美味しいと感じて喫食してくださっているのでしょうか?
施設の食材費の予算は非常に限られたものです。。。
高級料亭で使う魚はとうてい使用できません。。。
家庭で使う大衆魚にしてみても、骨の付いた魚をお出しすることは困難です。。。
一日でも長生きしていただくために、
健康な日々を支援するためにしっかりと食事を召し上がっていただきたい
美味しいと感じていただきたい
栄養士はそう願っています。
平成会では、「安全」で「美味しい」食材を利用者様のために日々探しています。
今回は、その取り組みの一部を紹介するためにこのようなPOPを作ってみました。