信州の秋もすっかり深まり、里の紅葉が徐々に進んでおります。
長い冬を迎える前に、心も体も温まる企画を考案してみましたのでご紹介します。
さつまいもの美味しい時期を迎えました。
利用者さまもとても好まれる食材ということもあり、11月の企画を『さつまいも』に決定しました。
ここ数年、様々な種類のさつまいもが流通していますが、平成会では、ここ数年拘って提供している品種があります。
『安納もみじ』
安納種の一種になり、種子島でしか収穫することのできないいわゆる希少種のようです。
その美味しさもさることながら、さつまいも独特の喉に詰まりそうなかんじが少なく、
ご高齢の皆様にも安心して召し上がっていただけると思います。
毎年、各施設では安納もみじを使用した“焼き芋会”が開催されています。
利用者様と職員が、懐かしい歌を口ずさみながらたき火を囲み、
焼き芋が焼けるのを待つ光景は、すっかり恒例行事となりました。
こうした利用者様に『体感』していただける食事企画を平成会は大切にして参りたいと思います。
その他、施設の農園で収穫したさつまいもを使って企画するところもあるようです。
各施設の提供の様子については、後日、ご案内したいと思います。
信州の伝統野菜シリーズ"村山早生ごぼう"
シリーズ長野県の食材企画
“みそすき丼”
毎月、長野県の食材にスポットをあててメニューを考案している企画です。
今回は、長野県須坂市の伝統野菜『村山早生ごぼう』に注目しました。
このごぼうを使う事を決めたところ、変わった郷土食にたどりつきました。
味噌仕立てのすき焼きも珍しいと思いますが、それを更にどんぶりにするのが珍しいメニュー。
試作をしてみましたが、どこか懐かしい味で利用者様にも喜んでいただけそうです
入れる肉は、牛でも豚でも美味しそう。どちらがお好みか、、、利用者様に聞いてから決めよう。。。
この料理の“わりした”ですが、村山早生ごぼうを使用することで、
地元の味噌屋さんから特製わりしたを譲っていただけることになりました
正に、地域のこだわりが集結した企画となりました
そうそう、忘れないように最後に触れておきますが、あくまでも主役は『ごぼう』です。
アクが少なく、とても柔らかい品種ですので、ご高齢の方でも安心して召し上がれそうです。
ごぼうを主役にする為に、当日の献立にシンプルなメニューの『たたきごぼう』も入れてみることにしました。
提供の様子は、後日、ご紹介致しますのでお楽しみに。