施設は塩尻市にある『有料老人ホームせせらぎ』
昼食後、午後のおやつの時間に向けて準備を始めました
職員と利用者さまとの関わりの時間を大切に豆腐をはじめから作ることにチャレンジ
>>>>>写真①から順に説明していきます
①時間前・・・・んん?ひげをはやした怪しげな人影
②13時30分・・・栄養士の発声により会が始まりました
③紹介します本日の先生ですたっ匠!この方が豆腐の匠!長野県を代表する豆腐の田内屋の社長『井上さん』です
④一昼夜浸漬した大豆をミキサーにかけます ※大豆は取り引き先である上田市の農家さんより仕入れたものを使用しました。
⑤ミキサーに30秒くらいかけて鍋に移します。利用者様も結構重いのにがんばりました
⑥ミキサーにかける仕事を4回繰り返しながら、鍋に着火! 焦がさないようにね・・・・
⑦男性の利用者様の方がとても几帳面な仕事っぷりでした 意外と女性の方がおおざっぱな感じにどんどん進めたがるような~
⑧
⑨火にかけているとどんどん泡状になり膨らんできます。 ※こぼさないように注意して!
⑩ここまでで、調理開始から20分くらい経ちました
⑪⑫いよいよ大豆を『こす』工程です。。。『準備したわよ~』『まだ~』なんて声が飛び交ってました(笑)
⑬写真のように、匠による始動があります。こす作業も結構火傷のリスクが高いので職員も慎重にサポートしました。
⑭⑮(利用者様)やってみたいけど・・・私にはちょっとこれは難しそう
⑯私はチャレンジ
⑰上手にこせたかな
⑱濃厚な豆乳!『お~っ』
⑲もう一度鍋で煮ま~す
⑳もう一度沸かす際は『とろ火』で・・・焦げないように丁寧にお玉を回します
㉑豆乳が沸いたら火を止めて『にがり』を加えます 『せいのっ』素早くいれて~3回まわしてからピタッととめます
㉒蒸らします・・・・皆さん不安のまなざし 『失敗したら誰のせいになるの?』
㉓このころ作業を始めて45分程が経ちました・・・・結構順調です
㉔匠による出来栄えの確認 (匠)『フムフム』
㉕10分くらい待ちましたかね~ そろそろ固まったので木綿でこします
※この時、豆腐以外の水が澄んでいる状態がベストだそうです
㉖木綿をやさしく『絞ります』 (男性利用者様)『もっと強く絞った方がいいぞ!』 ホント???
㉗このくらいの強さで~す(匠)
㉘『出来上がり!』 上出来×2
㉙出来立てのいい香り~っ
㉚作りはじめて1時間ちょっとってところで、お待ちかねの『試食タイム』となりました
㉛ガラスの器に盛って・・・調味料は『割り醤油』『塩』
㉜取り分けますね~
㉝職員と全員でいただきました
㉞㉟いろいろな調味料を試される利用者様の様子
㊱んん?なにこの餡(あん)は・・・
せせらぎの栄養士さんが提案した『ゆず餡』 これがまた気の利いたお味でとても人気がありました
1番人気はやっぱり 『しお』でした
㊱以上で会が終了となりました。。。
参加された皆さん本当に楽しまれていました
匠の指導のおかげでとても美味しくできました。本当にありがとうございました。
職員の皆さん、利用者様に楽しい時間を過ごしていただくことができて良かったですね。
事故もなく無事にできたこともホントに良かったです。
他事業所での実施が早速決まったようです。
多くの利用者様に楽しんでいただきましょう。
“シリーズ長野県の食材”
今月は・・・
すっかりおなじみになりました『シリーズ長野県の食材』の企画をご紹介いたします。
月も変わり、もう7月・・・これから夏本番を迎えます。。。
といったものの、ここのところなんだか梅雨空の毎日、、、
少々肌寒いのであまり夏の暑さが間近に迫っているように実感できませんが・・・
施設を利用されている方々の大半は、ご自分で買い物に行かれたりすることが困難な方が多いのが実情です。
グループホームなどでは、利用者様をお連れしてその日の気分で食事を・・・なんて日もありますが、
大型の施設になると、なかなか、そのような利用者様のニーズに常にお応えできない事情もあります
きっと夏の暑い日には、冷たいもの・・・
そう『アイスクリーム』なんかを召し上がりたいと思い今回の企画してみました。
因みに、既にアイスクリームをお出ししている施設もありますので、普通の物ではなんだかおもしろくない・・・
そこで、『山国信州にはきっとすごいアイスクリームがあるはず』と、身近な場所を探してみました。。。
今回、出会った商品が紹介するこのアイスクリームです
県内にある『八ヶ岳中央実践大学』の学生さんが心をこめて作ってくださった『幻の一品』
特徴としては、甘さが控えめ なにより驚きは、その口どけの良さと味の軽快さ
しつこさを一切感じません
自信を持って利用者様へお届けできる一品です。
提供までは、あと少し、、、、今月の暑い日に乞うご期待(笑)
今年のクリスマスディナーのこだわり
Xmas dinner
先月、長野県境にある妙高市に行って参りました。
スキーなどの観光で有名なあの『妙高高原』です。
信じがたいかもしれませんが・・・海老の養殖に関する視察です。
少し前に某有名なテレビ番組でもとりあげられていましたが、
エビの養殖なのに高原・・・正直なところ半信半疑でした。。。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、東南アジアを中心に盛んに行われている
一般的な海老の養殖の話しや、最近はやりの『保水材』を充填した海老の話しをすると、
正直なところあまり食欲がわきません。。。残念ながら
今回の視察は、そんな食材への不安を払拭するような海老との出会いだったかもしれません!
なんともシャレた名前『妙高ゆきエビ』との出会いです。
エビの種類はいたって普通の『バナメイ種』ですが、驚くのはその品質管理!!
とても綺麗な水の中で稚エビから養殖し、約3か月で出荷するまでに育つとのことでした。
鮮度のいいエビは臭みもなく、勿論お刺身でいただけるとのこと。
視察の最後には、目の前で串焼きにしてくださいましたが、殻のままいただくことができました。
写真のように水槽の中で泳ぐ透き通った『ゆきえび』がとても印象的でした。
そして、、、
衝撃の出会い
から数日。。。
クリスマスコースに使って利用者様に召し上がっていただこう。。。
っということになったわけです。
有料老人ホームせせらぎの栄養士が立てたメニューを紹介します。
前菜
妙高ゆきエビのカルパッチョ
極上卵のロワイヤル ~キャビア添え~
生ハムモッツァレラ
サラダ
ベビーリーフのサラダ ~りんごのさっぱりドレッシング~
スープ
栄養士こだわりの二度びきコンソメスープ ~フォアグラのラビオリを浮かべて~
魚料理
殻つき帆立貝のコキール
肉料理
信州和牛のローストビーフ ~有機農場から届いた温野菜達と一緒に~
パン
デザート
いちごシャーベット ~Xmas仕立て~
お飲み物
当日は、利用者様に心のこもった
お食事のプレゼント
ができるように、、、調理員一同、準備も大詰めです(楽)