認知症を学んで、地域で支えましょう
高齢社会において、認知症の人に対する正しい理解と接し方は、地域で共有すべき大切な課題です。認知症の方が安心して暮らせるまちづくりの実現を目指し、平成会では、スタッフの専門性を生かした地域貢献活動として、認知症啓発事業に取り組んでいます。
「認知症サポーター」とは?
認知症サポーターは“何かをする人”ではありません。認知症を正しく理解して、当事者と家族の応援者になる人です。認知症について一定の研修を受講した人なら、年齢に関係なく誰でも「認知症サポーター」と認められます。
平成会の「認知症サポーター養成プロジェクト」
2016年に設立した当プロジェクトでは、認知症サポーター養成講座の講師として認定された職員「キャラバンメイト」が、地域の企業や団体、学校などへ出向いて講座を開いています。一般市民・法人職員合わせて5,000名以上のサポーターを養成しました(2022年1月現在)。
岡谷市「湯けむり」で養成講座を定期開催しています。 詳しくはこちら
認知症サポーター養成講座を開きませんか?
誰でもがなる可能性のある認知症を、正しく知って支えられる人が増えれば、認知症になっても地域で安心して暮らせるでしょう。また、身近な人が認知症になった時、正しい知識を持っていれば落ち着いて対応ができます。
平成会ではもっと多くの方に認知症を学んでいただきたいと考えています。「認知症サポーター養成講座」の開催について、ご相談・ご希望がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。経験豊富なプロジェクトメンバーが、受講対象者の属性に適した講座内容を検討し、ご提案します。実施時間などのご要望にも応じます。場合によりオンライン実施も可能です。
例えば小学校での講座は、アドリブも交えたリアルな寸劇を取り入れるなど、対象者に合わせて、楽しく学ぶ工夫をこらしています